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稲を繊維植物として最適化していくと、何個か社会課題を解決できる

地域を活性化したい

合計トリブンポイント230

サポーター:

プロジェクトの特徴

  • 初心者歓迎

  • 経験者優遇

  • 品質重視

  • 継続支援希望

  • スポット支援希望

  • リモート可能

  • 隙間時間でOK

  • 週1日〜参加OK

  • 週末だけ参加OK

  • 夜だけ参加OK

プロジェクトオーナー
大越雄太
プロジェクトのフェーズ
アイデアの構想段階
場所
福島県

どのようなプロジェクト?

稲を繊維植物として最適化することで ➀稲の需要を増やすので、水田の維持(農業インフラの保持、生態系の保存、耕作放棄地の改善)が可能 ②国産の天然繊維を多量に作ることで、繊維原料の輸入依存の低減と綿花などと同様な市場の形成を目指せる ③日本においては、繊維産業は衰退しているので、多量の国産天然繊維の加工、販売は産業復興の起点となる ④地域ごとに周辺産業が異なるので繊維としての用途が多様化し、地域の特色が出せる ⑤副産物として茎や葉が多量に出るので、粗飼料としての活用や粗飼料を中心とした畜産が行える ⑥飼料用米と比較すると付加価値が高いので、補助金の依存度が下げられる サポーター申請された方には個別で説明します。

なぜやりたいのか?

これまでに、減反政策や転作支援など、コメの供給を減らす政策がとられていた。 その結果、耕作放棄地の増加や、補助金の割合が高い飼料用米の栽培といったものが生じた。 バイオマス利用の原則としての5Fでは、付加価値は食料としての活用が最も高く、次いで繊維、飼料、肥料、燃料と付加価値が低くなる。 人口が減少していく現状では、国内のコメの食料としての需要は減少していくので、付加価値をつけたところで縮小する市場の中でパイの奪い合いが地域ブランド米などの乱立のように生じる。 次に飼料に関しては、濃厚飼料の88%、粗飼料の24%(令和2概算)が輸入に依存している。円安の影響で飼料価格の高騰が生じている。濃厚飼料の国内供給という意味で飼料用米の栽培は推奨されるべきではあるが、食が細くなる高齢者が増える日本で脂身が多い牛肉などが選ばれるかは疑問である。なので、濃厚飼料の割合を減らしたブランドやグラスフェッドなどの育成のために副産物としての粗飼料の栽培割合を増やすほうがいいと考えている。 最後に、繊維について考えると、国内の繊維産業は衰退していて、原料、製品ともに輸入に依存している。工場の海外移転などにより、国内の天然繊維の栽培も減少していった。今後、脱酸素社会の構築に当たり、繊維においても、化学繊維から、天然繊維への原料の推移が一部必要となるが、国内の繊維作物の栽培基盤自体が衰退している。なので、栽培しやすい繊維作物が必要となってくる。 これらの複雑に絡んだ社会課題を稲の苗の根を繊維利用をすることで、解決できると考えるからこのプロジェクトに挑戦したい。
大越雄太

プロフィールはこちら

私は、福島県郡山市で活動をしています。 日本のコメの供給過剰の問題に付随して、耕作放棄地の増加、コメの価格の下落、転作に関しての補助金依存体質などを問題視してます。 郡山市のスモールスタート支援事業2019、2020、2021やこおりやまSDGsアクセラレータープログラムに採択されてます。