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地域で廃棄される未利用資源を活用した今までにない畜産資材を開発し、持続可能な農畜産業を構築したい!

プロダクトを作りたい

合計トリブンポイント100

プロジェクトの特徴

  • 品質重視

  • スピード重視

  • 継続支援希望

プロジェクトオーナー
株式会社wead Momoka Ikawa
プロジェクトのフェーズ
商品やサービスが完成しテスト中の段階
場所
愛媛県

どのようなプロジェクト?

①従来廃棄されている未利用資源である「剪定枝」、「サトウキビの搾りかす(バガス)」、及び「コーヒー抽出粕(コーヒー粕)」を活用し新たな敷料(=畜産動物の寝床)を開発し販売します。(令和5年度愛媛グローカルビジネス創出支援事業に認定され、愛媛県農林水産研究所畜産センターと共同開発しています) ②私たちがコーヒーを飲むまでに排出される様々な廃棄物(コーヒー副産物)を活用し、新たな飼料・飼料添加物を開発し販売します。(愛媛大学と共同研究しています)

なぜやりたいのか?

私自身、畜舎内の設備の設置やメンテナンスなどを通じての畜舎内での現場経験や、肥料販売を通じて圃場での現場経験など、さまざまな現場経験を経て、色々な業種の抱える課題を実感しました。 特に、畜産業者は敷料資材価格の高騰や、畜舎内の悪臭、畜糞処理コストなどの課題があります。また、農家は、国が掲げる「みどりの食糧システム戦略」に倣って畜糞堆肥の使用を推奨されていますが、畜糞堆肥特有の悪臭により使用に消極的です。さらに、コーヒー関連メーカーは、コーヒー生産までに発生する廃棄物処理に多くのコストを要しています。 上記それぞれの業者が抱える課題を実感したからこそ、弊社が開発する今までにない商品によって、畜産業者・農家・コーヒー関連メーカーの課題を解決したいと思い、このアイデアにチャレンジしたいと思いました。

プロジェクトオーナーはどんな人?

大学はオーストラリのタスマニア大学に入学し、植物学を専攻しました。 ディスカッションの授業があり、環境問題に関する議論の中で自身の環境問題に対する意識の低さと周囲の環境問題に対する意識の高さのギャップに愕然としました。 さらに、前職で行ってきたコーヒー粕に関する研究やコーヒー粕循環プロジェクトを通じて、廃棄物を出す側にも廃棄物を活用する側にもメリットがある商品開発に取り組むべきであり、そしてできた「環境に良い商品/サービス」が需要と直結しないと意味がないと学び、自身で商品を開発製造することを決意しました。

株式会社wead
Momoka Ikawa

プロフィールはこちら

はじめまして、株式会社weadの代表取締役井川桃花です。 弊社は、令和5年度愛媛グローカルビジネス創出支援事業の支援のもと、設立しました。 学術機関と連携しエビデンスのある商品/サービスを開発し、製造まで一貫して行うことが可能な点が弊社事業の強みです。 現在、愛媛県農林水産研究所畜産研究センターと畜産資材を共同開発、愛媛大学と畜産用飼料・飼料添加物の共同研究を進めています。 また、研究開発、製造(製造委託を含む)のみならず、企業の抱える課題(ESG活動や商品開発等)や、学術機関が抱える課題(研究対象の選定や研究成果を実利にすることの難しさ)に対する解決策も提案します。