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コロナ禍で苦しむ文化芸術に関わる人たちをテクノロジーを活用してサポートし、国内外に発信し、相互交流のきっかけを作りたい。

ITサービスを作りたい

合計トリブンポイント100
プロジェクトオーナー
株式会社コグレーション 市川 洋
プロジェクトのフェーズ
アイデアの構想段階
場所
愛媛県

どのようなプロジェクト?

昨今、コロナ禍の影響で3蜜回避のため、文化芸術に関わる多くの方々が甚大な被害を受け困難な状況にあります。リアルだけでは立ち行かず、その内容をデジタルコンテンツ、プラットフォームにまとめるのが大きな課題でしょうか。とりわけ、新たな収益源の模索、技術の継承、技術のアーカイブ化、などが考えられます。  こうした課題を克服するために、私が発案者として、他にも有志のデジタルコンテンツクリエイター、マーケターでまずは愛媛で困難な状況にある文化芸術に関わる人たちの課題解決のお手伝いができないか、と模索しています。 より形になってきたら、それを海外にも発信し、相互交流のきっかけをつくり有志で集まるプラットフォームを構築したい、と考え、今 ビジネスモデル、チームビルディングなどをしています。この取り組みはサイドプロジェクトとして考えています。

なぜやりたいのか?

私は4年ほど前から、道後温泉のアーカイブプロジェクト、寿司の技術を海外に理解していただくプロジェクトなどを行なってきました。 これらは本業ではないものの、私自身の事業の使命は、「世界中の人、情報、技術をつなぎ新たな価値をつくる」「テクノロジーで課題を解決し、新たな価値をつくる」であると考えています。 これらを小さいながらも実行できるところで、今までいくつかのプロジェクトの企画·実施を行なってまいりました。しかし、昨今、コロナウイルスの影響で世界の現実は激変し、多くの個人、法人様が困難の渦中にあります。創業した当初は技術にフォーカスしすぎたという反省を踏まえ、今は技術、テクノロジーを活用して現在・未来の不をいかに解決するか、ということに専心しています。 とりわけ、今後はコロナ禍で苦労されている文化·芸術、アート関連に的を絞り、その人たちの活動のデジタルコンテンツ化(VR、動画、写真などを活用して、アーカイブ、プロモーションなど)、プラットフォームを通じた新たな収益源の模索、海外プロモーション、相互交流の場、きっかけ作りなどを通じて、より持続可能なリピートする価値のあるプラットフォームモデルを模索しています。

プロジェクトオーナーはどんな人?

私は20代の頃に日本社会に違和感を覚え、世界各地様々な場所に住み、どこか自分の終の住処にできるとところはないか、と模索していました。 10年ほど前からは南米から中国に移住し、ここ数年は主に日本に滞在し、時間があるときに中国の家に帰っています。 こうして海外と日本をやや俯瞰して見れるようになると、自分自身のかつての違和感、日本で多くの精神疾患に苦しむ人々の一因がわかるようになりました。 それは「同調圧力、付和雷同する外面を気にする空気感が非常に強く、自身も気づかないうちに、本心、本当の自分の素直な気持ち、発露が失われてしまっているからではないか」と思うに至りました。 つまり、自己を喪失し仮面だらけの人生を歩むうちに精神的に悩み苦しむ人々がいる、ということでしょうか。このような精神的苦痛は国内外で多くの人に会う中で、金銭の多寡だけでは測れない、ということにも気付きました。 また、日本、他国の状況を見ると、グローバル化したとはいえ、ナショナリズム、誤解・偏見が加速し、さらに分裂しているように思えます。私は子供を中国で教育したことで、さらにその影響を間近に実感しました。 私はかつての自分の息苦しさへの答えの一つとして、自分自身を見失い苦しむ人たちへの選択肢として、国境間で分裂し誤解と偏見が蔓延る現状に対するソリューションの一つとして、小さいながらも国境を越えそれぞれの個人、小さな共同体がより有機的に繋がり純粋な心で協働できるプラットフォーム作りに残りの時間を使いたい、と考えています。 サイドプロジェクトではありますが、文化芸術関連の取り組みもこうした思いの一つの表現方法です。 現在の仕事に至る経緯としては、日本に帰ってからの仕事は6年ほど前から、主に電子書籍/アプリの制作・開発、その後は約5年ほど前から実写VRコンテンツの企画・制作、テクノロジーを活用したプロジェクトの企画・運営に携わってまいりました。 ですので、デジタルコンテンツの企画・制作に関しては一通り理解しています。また、足りないリソースに関しては他の専門家に依頼し、プロジェクトをまとめ、ゴール、KPIを定めプロジェクトを企画・実施するノウハウはあります。

株式会社コグレーション
市川 洋

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