

どんなプロジェクトですか?
産前から全てのプレママ、プレパパとデジタルでつながり、行政と市民が協力し、出産育児をサポートする仕組みを実現したい。
1)行政における産前産後ケアのデジタル化
行政において母子手帳を受け取るプロセスをデジタル化。申請、アンケート(問診)、面談予約をWebで行い、助産師よる面談はリアル(対面)かオンライン(非対面)で行い、データで記録。産前産後ケアにおける電子カルテシステムを実現。専門家による情報共有、外国人のサポートなどがスムーズになり、地域で出産、育児をする人たちをきめ細かくサポート。
2)市民の協力により、育児で孤立しない仕組み
核家族で育児をすると、孤立する可能性が高まるため、産前からLINEでつながり、プレママ、プレパパの応援団を市民が行い、対話を通じてサポートする仕組みを提供することで、地域の市民の協力によって孤立を防ぎ、産後うつや虐待の予兆を捉えて、事前に対応できる仕組みを実現。
こんな仕組みを実現し、出産、育児のストレスを防ぎ、周りの人たちのサポート中で、出産、育児が楽しめる社会を作りたいので、協力お願いします。
なぜやりたいのですか?
現代の育児は、2人同時に親になり、知識も経験もなく、ぶっつけ本番で始まり、大変な状況になります。
正しく情報を伝え、適切に準備ができ、事前に協力体制を作っていれば、かなり今の大変さはクリアできると思います。
しかし、当事者であるプレママ、プレパパは課題を認識しづらいため、なかなか気づいて準備をしてもらえません。このような現状をなんとか改善していきいと考えています。
1)今起きている問題を自分ごととして解決したい
誰にも相談できずに、ただただなんとかしなければと思い対応し、孤立してしまいます。その結果、産後(の)うつ、自殺、虐待という事態に発展してしまいます。
また、共働きで育児をする家庭が増えたことで、育児と仕事の調整がつかずに板挟みになり、精神的に追い込まれているパパも多くなり、産後のうつは女性だけでなく、男性も発症しており、出産、育児が楽しめる状況にありません。
2)これからの出産、育児をする人たちのために
このような状況が続けば、これから子育てをしたいという人に子育てに希望が持てないため、まず今の課題を、課題と認識している人が中心となり、解決に向けて活動する必要があると考えてます。そして、子育てが「大変、大変」という時代から、「大変だけど、楽しい」という時代へと変わり、「楽しくて、大変」と言える社会を目指して動く必要があると思ってます。
3)経済的な側面から
産前から専門家がサポートすることができれば、産後うつ、虐待の発生リスクが下がるという報告は多くあります。しかし、現状は特定妊婦のサポートに専門家のリソースが取られているため、特定妊婦以外の一般の人のサポートが十分でありません。また、男性においては全くケアされてない状況であり、育児をする男性をサポートする仕組みもなく状況です。だから、専門家が産前から女性だけでなく、男性もサポートする仕組みが市民と行政が協力してできれば、社会的なコストを低減できると考えている。
あなたはどんな人ですか?
39歳で父親になり、共働き育児がスタート。
仕事と育児で板挟みになり、精神的にも身体的にも追い込まれて大変な状態を経験。
周りの上司や同僚に相談しても理解してもらえず、ただただ大変な状況でしたが、少し子育てが落ち着いた頃に、共働きで育児をしている知人と話したら、みんな大変で当事者として発信できてなかったことがわかり、これは当事者として、課題を解決しなければ、次の世代も同じ大変を繰り返すと思い、株式会社こそらぼを起業。
また、共働き育児の課題は社会の多様性、特にワークスタイルの多様性が広がらなければ、大変なままで、共働き育児を楽しむことができないと思ったので、株式会社こそらぼはサラリーマンをしながらの複業として、ワークスタイルの多様性に取り組んでいます。
(参考)日経Xwoman DUAL 2022/01/28
https://dual.nikkei.com/atcl/column/19/032900125/012000008/
株式会社こそらぼ
久保 主税
また、共働き育児の課題を解決するためには、ワークスタイルの多様性を高める必要があると思っているので、複業というスタイルで活動中。
何をカタチにするのですか?

産前から対話を通じてプレママ、プレパパを応援する仕組み「coe」で、子育てイベントの告知を行うことができます
coe(こえ)というサービスは、産前からプレママ、プレパパを対話を通じて応援団がサポートする仕組みを提供しています。
このサービスを利用している人たちを対象に、イベントや情報発信を行っており、子育て支援事業やイベントをされる方は、告知、集客に活用頂ければと思います。