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ヒガシ・デ・アエル 〜歴史と文化を活かした文化創造拠点づくり〜

地域を活性化したい

合計トリブンポイント100

サポーター:

プロジェクトオーナー
シネマ・デ・アエルプロジェクト 有坂 民夫
プロジェクトのフェーズ
アイデアの構想段階
場所
岩手県

どのようなプロジェクト?

400年前の復興の都市計画が残り、東日本大震災から耐え残った地域に残る商家・東屋。私たちはここで(地域から映画館が途絶えた後の)新たな映画交流空間として創造したシネマ・デ・アエルをはじめ、様々な地域資源の発掘と文化交流事業への活用を行っています。活動は多岐にわたり、2019年3月には建物が国有形文化財に登録されました。 「地元」にこだわらず、内外の人材によるエンパワーメントで文化創造拠点づくりの包括プロジェクト「ヒガシ・デ・アエル」の実現に取り組んでいます。

なぜやりたいのか?

1)都市部から遠く離れた地域でも、質の高い文化に触れることができる「場」の存在は街を発展的に持続するために必須なことと考えています。 2)活動地域で本町地区と商家・東屋は、400年前の津波災害の後のまちづくりの記憶を今に留め、東日本大震災を耐え残りました。災害が多く他地域に比べ圧倒的に地域の歴史文化を伝える建物が少ない岩手県沿岸地域にあって、ここは貴重な存在です。岩手に限らず必ずやってくる次の津波災害の備えのためにも、この建物が持つ文化、記憶と教訓を次世代に残すことに繋がる活動を行っています。

プロジェクトオーナーはどんな人?

代表の有坂は、9年前より文化を活かした復興に人づくりと仕事づくりをテーマとしたプロデュースとコーディネートを行い、5年前に東京から岩手県に居を移し、他拠点生活を送っています。 活動資金は事業から得られる収益を基本としていますが、人口の少ない地域で文化交流施設を行うことは容易ではないので、従来の組織と施設の運営手法ではなく、内外の有志によるエンパワーメントを活用し、多くのメンバー(スタッフとは言いません)で取り組んでいます。 閉鎖的になりがちな地域なのであえて、居住地、経験、年齢、性別、職業の一切を問わず、理念と目的に共感した方々がそれぞれの動機で自主的に参加しています。メンバーはみな本業を持ち副業(または復業、または幅業)です。現状収益性は高くないので、収入として得られる金額は微々たるものですが、その多寡を問わず活動で得る体験価値で参加している方が多いことも特徴です。

シネマ・デ・アエルプロジェクト
有坂 民夫

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