どのようなプロジェクト?
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※本プログラムは、日本航空社と共同で実施する”新しい働き方”の実証事業『JALワーケーションプログラム』の専用プロジェクトとなっております。一般の方の募集は受け付けておりませんのでご了承くださいませ。
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このプロジェクトでは、「地元」にこだわらず、地域内外の人の交わりによる文化創造拠点づくりに取り組みます。地域資源の発掘と文化交流事業に興味をお持ちの方は、ぜひご参加ください!
■取り組みの背景
私たちは、本州最東端の岩手県宮古市で、歴史や文化を活かした地域内外の人の交流を生む場づくり「HIGASHI DE AERU(ヒガシ・デ・アエル)」というプロジェクトをすすめています。
これまで、東日本大震災後の三陸で、人が創造的に関われる複合文化的な交流拠点をつくろうと、映画の上映や伝統芸能の上演など、さまざまなプログラムを企画開催してきました。
なぜやりたいのか?
今回取り組みたいのが、「井戸復活プロジェクト」。酒造りに使われていた名水を復活させ、人の出会いと交流を育み持続させていく新たな「井戸端」づくりを目指そうとしています。
そして、次の災害への備えを目的としています。
災害は、街や建物だけではなくコミュニティも破壊してしまいます。東日本大震災ではあらためてその現実を叩きつけられました。
一度壊れたコミュニティの影響は長く続き、今も不自由な暮らしをされている方がこの地域にも多くおられます。私たちはコミュニティづくりを橋渡しする活動をするなかで、そうした現実とも身近に触れてきました。
一方、この宮古で古い建物や街の古い歴史と関わるうちに、先人たちが残してくれた素晴らしい資産がたくさんあることも見えてきました。
例えば、土地と自然との関わり合いから生まれた街のレイアウトや、建物の造り、デザインといったハード面もそうですし、暮らしに溶け込んだ人と人の関わり合いというソフト面もそうです。これはまさにコミュニティの源泉となる存在です。
しかし、どの地域にも都市部への人口流出、高齢化、また現在の生活様式との調和などが課題となっています。
私たちは、地域の方とともに内外の多くの方に関わっていただくことで、こうした課題を乗り越えたいと思っています。そして、地域の素晴らしい資産を現代に再び活かすことができる、そんなコミュニティを育みたいと考えています。